財務省が28日に発表した日本の対外純資産は2023年末時点で471兆3061億円だったようです。22年末比で51.3兆円（12.2％）増えて、33年連続で世界最大だったとのことです。証券の時価評価額が高まったほか、海外投資の活発化も影響したようです。円安で外貨建て資産の円換算評価額が膨らんだのも寄与したとのことです。対外純資産は日本政府や国内の企業、個人が海外に保有する「対外資産」から、海外の投資家や企業からの投資や借り入れといった「対外負債」を差し引くようです。23年末時点を国・地域別でみてみますと、日本に次いで多いのはドイツで、454兆7666億円だったようです。両国の差は22年末よりも縮まり、世界最大の純債務国は米国で、対外純債務は2805兆2713億円だったとのことです。