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6月の実質消費支出1.4%減 2カ月連続低下、節約続く

総務省が6日に発表した6月の家計調査によりますと、2人以上世帯の消費支出は28万888円と物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.4%減少したようです。2カ月連続のマイナスだったようです。減少幅は5月の1.8%減少から縮小し、物価高を背景に節約志向から支出を絞る動きが残ったようです。QUICKがまとめた消費支出の予測中心値は0.9%減だったとのことです。勤労者世帯の実収入は実質で3.1%増、可処分所得は実質8.5%増で2カ月連続で増加したようです。夏の賞与にくわえ6月に実施した定額減税の効果が出たとのことです。総務省の担当者は収入が増えたにも関わらず支出が減った背景について「物価高の影響で特に生鮮野菜で購入頻度や数量を抑える様子がうかがえる」と指摘しました。貯蓄に回した可能性があるとも述べました。費目別では支出の3割を占める食料が1.5%増だったようです。外食が10.7%増と前年比で土日がそれぞれ1日多かった影響から伸びたものの、外食以外は野菜・海藻や肉類、魚介類、果物などがマイナスだったようです。光熱・水道は7.3%減だったもようです。電気代が9.1%減ったようです。今回の調査対象になった5月使用分から電気・ガス代補助金が縮小しており「使用量を節約して減少した可能性がある」(総務省)とのことです。交通・通信は3.4%低下し、携帯電話通信料は12.4%減で低廉な料金プランに移行した影響が出たようです。自動車等関係費も一部メーカーの出荷停止により1.9%減と低調だったとのことです。

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