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キャッシュレス限定バス、全国18社で 11月より実証運行

国土交通省は30日、運賃の支払いに現金を用いることができない「キャッシュレス」のバス運行の実証実験を担う事業者を全国で18社選んだと発表しました。早ければ各社が11月1日より運行をはじめるようです。運転手の業務負担の軽減効果や利用で課題が生じないかを検証するとのことです。京王バスや東京BRTの都内を走る路線や小田急ハイウェイバスの都内と箱根を結ぶ路線などの29路線が対象となったようです。国の実証事業として2025年2月ごろまで運行して、25年3月ごろにも検証結果をまとめて公表するようです。国交省は全国の路線バス事業者が参考にする「標準運送約款」を30日に改正し、支払い方法をキャッシュレスに限定できる規定を新たに加えたようです。国交省の試算によりますと主要なバス会社で完全キャッシュレス化が実現した場合、年におよそ86.3億円の経営改善効果があるとのことです。

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