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GDP2.9%増に低下、4〜6月改定値 持ち直し基調は継続

内閣府が9日発表した4〜6月期の国内総生産(GDP)改定値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が前期比0.7%増、年率換算で2.9%増だったようです。8月発表の速報値(前期比0.8%増、年率3.1%増)から下方修正したもようです。設備投資と個人消費が若干下振れしたものの、持ち直し基調に大きな変化はみられないようです。QUICKが事前にまとめた民間予測の中心値は前期比0.8%増、年率3.2%増だったようです。予測を下回った一方で、2四半期ぶりのプラス成長は変わらなかったとのことです。名目GDPは前期比1.8%増、年率換算で7.2%増で、実額は年換算で607兆円だったようです。内閣府の担当者によりますと、ダイハツ工業などの品質不正問題で停止していた生産・出荷が再開し、自動車の購入や設備投資の再開が増えて全体を押し上げる構図に変化はなかったようです。GDPの半分以上を占める個人消費は実質で前期比0.9%増だったようです。速報値は前期比1.0%増で、直近の指標を反映した結果、お菓子の消費が減ったようです。サービスでは外食の上昇寄与度が速報値の段階より縮小したとのことです。消費に次ぐ柱の設備投資は前期比0.9%増から0.8%増に下方修正したようです。財務省が2日に公表した4〜6月期の法人企業統計などを反映したとのことです。公共投資は速報値の前期比4.5%増から4.1%増に下方修正し、建設総合統計などの結果を反映したようです。民間在庫の寄与度は前期比マイナス0.1%、政府最終消費支出は前期比0.1%増で、それぞれ速報値段階から変化がなかったとのことです。輸出は前期比1.4%増から1.5%増になったようです。輸入は前期比1.7%増のままで、前期比年率の寄与度は内需がプラス3.1%、外需がマイナス0.3%だったとのことです。

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