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みずほ銀行、システム子会社を吸収合併 IT事業を中核に

みずほフィナンシャルグループ(FG)は、傘下のみずほ銀行とみずほリサーチ&テクノロジーズ(RT)を統合する検討に入ったようです。みずほ銀行を存続会社とし、2026年4月をメドにみずほRTを吸収合併するようです。統合によってIT(情報技術)事業を銀行の中核業務と位置づけるとともに、システム部門と事業部門の連携を強めデジタル化を加速するもようです。システムの安定稼働にもつなげるとのことです。みずほRTは21年4月に、みずほ情報総研などグループ3社を統合して発足しました。調査やコンサルティング、IT、技術開発を手掛け約4000人の従業員を抱えており、そのうち約2700人がITの専門人材です。今はみずほFG傘下の主要グループ会社の一社で、みずほ銀行とは兄弟会社の関係にあるようです。みずほFGが中核のみずほ銀行とシステム子会社のみずほRTを統合するのは、銀行業でもデジタル関連事業の重要性が高まっているためです。みずほRTの専門人材を取り込み、銀行サービスの高度化や内部のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるようです。みずほRTの調査部門やコンサルティング部門の人材と銀行員の協業の機会を増やし、付加価値の高い提案や営業の実現も目指すもようです。吸収合併によって、システムの企画や開発といった作業が一つの会社内で完結するようにもなるようです。みずほは21年に大規模なシステム障害を起こしましたが、こうした障害を防ぐ上でも合併は効果が大きいとみているようです。両社で重複していた業務の効率化で、数百人規模の業務量を削減するとのことです。

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