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鉱工業生産、8月は3.3%低下 2カ月ぶりのマイナス

経済産業省が30日に発表した8月の鉱工業生産指数(2020年=100、季節調整済み)速報値は99.7となり、前月から3.3%下がったようです。自動車工業や電気・情報通信機械工業が振るわず、2カ月ぶりのマイナスとなったようです。全15業種のうち12業種で低下し、生産の基調判断は7月と同様に「一進一退」としたようです。自動車工業は前月比で10.6%落ち込み、台風10号の接近に伴い、トヨタ自動車などが国内工場の稼働を一時停止したことが影響したようです。電気・情報通信機械工業は6.2%のマイナスとなり、7月に大規模な取引があった反動でレーダー装置が落ち込んだようです。半導体製造装置や超硬工具などの生産用機械工業は4.6%低下し、台湾向けの輸出が伸び悩んだようです。上昇した3業種をみてみますと、「自動車工業を除いた輸送機械工業」が6.8%上がったようです。航空機用の発動機部品が押し上げて、電子部品・デバイス工業は2.2%のプラスとなったようです。データセンター向けの生産が増加したとのことです。主要企業の生産計画から算出する生産予測指数は9月に前月比で2.0%の上昇を見込むようです。企業の予測値は上振れしやすく、今までの傾向をふまえた補正値は0.3%のプラスにとどまる見通しで、10月の予測指数は6.1%の上昇だったとのことです。

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