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日銀の資金供給、1年2カ月ぶり減少 国債買い入れ減額で

日本銀行は2日、中央銀行の資金供給量を示すマネタリーベース(平均残高)が9月時点で前年同月比0.1%減の669兆4463億円だったと発表しました。2023年7月以来、1年2カ月ぶりに減少したようです。日本銀行は7月の金融政策決定会合で国債買い入れの具体的な減額計画を決めていたようです。マネタリーベースは金融機関が日本銀行に預ける預金(日銀当座預金)と世の中に流通する現金(紙幣と硬貨)の合計額で表されるもようです。マネタリーベースの内訳をみてみますと、紙幣の発行残高は1.1%減の119兆4670億円、貨幣(硬貨)の流通高は1.4%減の4兆6973億円だったようです。日本銀行は2013年4月に開始した異次元の金融緩和策で、マネタリーベースを2倍に増やし、2年で物価2%目標の達成を目指したようです。16年には物価上昇率の実績が安定的に2%を超えるまでマネタリーベースの拡大方針を維持する「オーバーシュート型コミットメント」を導入し、金融緩和の継続を公約する強い意思を示したとのことです。日本銀行は24年3月の異次元緩和解除で同コミットメントを撤廃し、6月の金融政策決定会合では国債買い入れの減額方針を決め、7月には減額の具体的な計画を示したもようです。

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