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auじぶん銀行、住宅ローン最優遇引き下げ 業界最低水準

インターネット銀行のauじぶん銀行は12月から、住宅ローンの変動型の最優遇金利を11月の0.479%から0.344%に引き下げるようです。三菱UFJ銀行の0.345%を下回り、業界最低水準となるようです。金利の先高観がくすぶる中で、大手銀行5行も変動型最優遇金利の据え置きを決めており、住宅ローンの顧客獲得競争は激しさを増しているとのことです。大手銀行などは基準金利から、借り手の信用力にあわせた優遇幅を割り引く形で住宅ローン金利を決めているようです。auじぶん銀行の場合、住宅ローンの借入金額が物件価格の80%以下などの条件を満たした50歳以下の住宅購入者を対象に、0.344%の最優遇金利を適用するようです。日本銀行の利上げに伴い、大手行は10月から基準金利を上げたようですが、三菱UFJ銀行のみ、優遇幅を拡大して変動型の最優遇金利を0.345%に据え置いていたようです。複数の銀行関係者によりますと、10月以降は低い金利を求める住宅購入者が三菱UFJ銀行の住宅ローンに流入する動きが出ているようです。こうした顧客動向を踏まえ、auじぶん銀行は最優遇金利の引き下げに踏み切ったとみられるようです。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行、りそな銀行の大手5行は、12月の変動型の最優遇金利を前月と同じ水準に据え置くとのことです。

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