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10月の経常黒字、2兆4569億円 サービス収支は赤字に

財務省が9日に発表した10月の国際収支統計の速報値によりますと、貿易や投資など海外との取引状況を表す経常収支は2兆4569億円の黒字だったようです。黒字幅は前年同月から13%縮小したようです。旅行収支を含むサービス収支が前年同月の黒字から赤字に転じたとのことです。経常収支は輸出から輸入を差し引いた貿易収支や、旅行収支を含むサービス収支、外国との投資のやり取りを示す第1次所得収支などで構成するようです。サービス収支の赤字は1590億円となり、前年同月に化学・製薬の分野で大口の受け取りがあった反動で、知的財産権等使用料の黒字が5割強減ったようです。訪日外国人の消費額から日本人が海外で使った金額を引いた旅行収支は5087億円の黒字で、10月として過去最大だったもようです。10月の訪日客数は331万人と前年同月比31.6%増えたとのことです。第1次所得収支の黒字額は前年同月比で1.8%増の3兆2541億円と、比較可能な1985年以降では10月として過去最大を更新したようです。債券利子の受け取りなど証券投資収益は1兆5742億円の黒字で、前年同月から黒字幅を拡大したとのことです。貿易収支は1557億円の赤字となり、輸入額が7カ月ぶりに減少し、赤字幅は前年同月から68.1%縮小したようです。資源高が一服して原粗油や石炭といったエネルギーの輸入額が減少したもようです。原油価格は1バレルあたり80.09ドルと前年同月から13.7%下落し、円ベースでも1キロリットルあたり7万3474円と15.4%下落したようです。

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