投資ファンドのインテグラルは20日付で不動産ファンドを立ち上げたようです。2026年1月をメドに100億円以上の資金調達を見込み、借り入れを利用して数百億円規模の総投資額を目指すようです。日本のプライベートエクイティ（PE=未公開株）ファンドが不動産投資ファンドに参入するのは初めてとのことです。インテグラルが24年11月に設立したインテグラル・リアルエステートを通じて設立したようです。すでに専属の専門家チームのもとで複数の外部投資家と協議しているようです。物流産業や住宅、ホテルやオフィス、商業施設に一物件あたり数十億円規模を投資するようです。既存のビルを改装するなどして、不動産のキャッシュフロー（CF）を改善し、インフレを上回るリターンを目指すもようです。企業の間で不動産の売却ニーズが高まる中、投資妙味が高まると判断したとのことです。