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1.282025
芙蓉リース、医療機関コンサルを買収 機器の顧客網拡大
芙蓉総合リースは1月、医療・介護事業者の経営支援を手がけるCBホールディングス(HD、東京・港)を買収しました。買収額は数十億円規模とみられているようです。後継者不足の病院の事業承継や、経営改善などを支援するもようです。芙蓉リースが手がける医療機器リースも提案し、顧客基盤の拡大につなげるとのことです。CBHDの全株式を取得して完全子会社にし、同社は病院や老人ホーム、調剤薬局などのM&A(合併・買収)仲介を年間80件程度手がけているようです。経営のコンサルティング業務も手がけており、中小規模の医療・介護事業者の経営支援に強みを持つようです。病院などに人材を派遣しており、医療・介護現場に精通した人材を多く抱えているとのことです。医療・介護業界では人手不足や人件費の高騰などで、業績悪化や後継者難に悩む事業者が増えています。CBHDが手掛ける案件も増えるとみており、今後の一段の成長が見込めると判断したもようです。芙蓉リースは磁気共鳴画像装置(MRI)やコンピューター断層撮影装置(CT)などの医療機器のリースを手がけています。医療機関から診療報酬の債権を買い取って現金化するファクタリングなどによる資金調達の支援も取り扱うとのことです。