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SMBC日興、FG子会社に投資助言組織移管 利益相反回避

SMBC日興証券は富裕層ら個人顧客向けの投資戦略に関し助言を担う組織を三井住友フィナンシャルグループ(FG)直下の投資助言会社に移管するようです。国内外の市場情報を集めて独自の相場見通しを示す業務を一元化し、FG全体で統一した見通しにするようです。証券会社との分離で利益相反が起きにくくするとのことです。SMBC日興証券の「チーフ・インベストメント・オフィス(CIO)」を会社分割の手法で三井住友FG子会社のSMBCグローバル・インベストメント&コンサルティング(東京・港、SGIC)に移すようです。20人強が転籍する見通しのようです。CIOは定期的に国内外の債券や株式、オルタナティブ(代替資産)の相場予測を示してきました。他の金融機関でも同種の機能を担う組織があるとのことです。営業担当者はその予測をもとに金融商品を提案するようです。三井住友FGはSGIC社にCIOを移管するのとあわせ、三井住友銀行と共通の見通しをもとに営業する仕組みに改めるもようです。金融商品の販売と投資助言を単一の企業で担うのは、営業目的で見通しを決めるといった利益相反の懸念を持たれやすいとの見方があったとのことです。

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