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損保ジャパン、AIで代理店研修 出向者引き揚げに備え

損害保険ジャパンは保険代理店向けに人工知能(AI)を使った研修プログラムを4月に導入するようです。動画視聴で研修したうえで実際の保険販売などの場面を想定した演技をしてもらい、AIが課題を分析するもようです。一連の不祥事を受けて損害保険会社が出向者を引き揚げても代理店の保険販売の質を維持する狙いがあるとのことです。スマートフォンやPCで受けることでき、ロールプレイング研修では受講者がパソコンの画面に向かって商品を提案し、AIが表情やアイコンタクト、スピードといった項目を評価するようです。受講者それぞれの課題を洗い出し研修メニューに反映するとのことです。電話対応のスキルや自動車保険などの商品内容から、保険の満期管理、中小企業の開拓スキルまで学べて、動画やウェブテスト、実践練習で6カ月かけて育成するようです。代理店には育成担当者を置き、育成計画の作成や学習状況を管理するようです。損保ジャパンの営業担当者は計画のフォローに加え、受講者を定期的に面談するとのことです。日本損害保険協会は企業向けの保険料を事前調整していた問題などを受け、代理店への出向を厳格にするガイドラインを2024年9月にまとめました。顧客の獲得やシェアの維持を目的とした出向をなくす内容で、今年春の人事異動に向けて各社は代理店への出向者を大幅に減らす方向のようです。出向者に頼ってきた代理店は自立する必要性に迫られているもようです。

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