経済産業省は成長期待の大きいアフリカ市場の開拓に向け、インドを拠点とした日本企業の人材採用や育成を支援するようです。アフリカでの事業展開にあたり、インドは製品や人材を送る拠点としての役割が期待されているもようです。インドを足がかりにグローバルサウス（新興・途上国）との関係強化につなげるとのことです。武藤容治経産相が近く、インドに日本企業の集積拠点を構築することを通じ、アフリカでの民間ビジネスや投資の促進を目指した日印協力の方針を表明するもようです。経産省は2024年度補正予算で15億円程度のインドで日系企業の人材採用や育成を支援する予算を確保しました。これを用いて、日本のものづくりや働き方を習得する人材育成事業、現地人材の採用につなげるための就職イベントなどを実施するようです。24年7月には額賀福志郎衆院議長がインドを訪れ「今後5年間で5万人以上の人材交流を行いたい」とモディ首相に提案しました。経産省のインド人材の採用や育成支援はその一環となるとのことです。