三井住友ファイナンス&リース（FL）は海上コンテナリース事業に参入するようです。カナダの投資会社と合弁会社を立ち上げ、米大手コンテナリース会社が保有する資産の一部を取得したとのことです。カナダの投資会社ブルックフィールドと合弁会社を立ち上げたようです。合弁会社を通じ、ブルックフィールド傘下で米大手海上コンテナリース会社のトライトン・インターナショナルから同社が保有する約2割にあたるコンテナを購入したとのことです。コンテナ保有量で世界6位の規模になり、三井住友FL単体の出資額は700億円程度とみられるようです。トライトンはコンテナ保有量ベースで世界最大手の海上コンテナリース会社です。海上コンテナリースは上位6社で市場の約9割を占める寡占状態にあるため新規の参入が難しく、ブルックフィールドとの共同での参入を決めたようです。世界のコンテナの荷動きは増加傾向が続いており、世界のコンテナに占めるリースの比率は約5割で、リースの需要も増加しているようです。