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4.92025
2月の実質消費支出0.5%減 「うるう年」影響除けばプラス
総務省が4日に発表した2月の家計調査によりますと、2人以上世帯の消費支出は29万511円だったようです。物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0.5%減少したようです。マイナスは3カ月ぶりですが、2024年にうるう年だった影響を除くとプラスだったようです。総務省がうるう年の影響を除いて2月の消費支出を試算したところ、実質で前年同月比1.8%増だったようです。総務省は「節約傾向は続くものの、消費は回復傾向にある」と説明したとのことです。調整前の2月の支出額について品目別に実質増減率をみてみますと、大きく落ち込んだのが食料で、前年同月比で実質4.5%減少したようです。ブロッコリーやトマトなどの野菜・海藻類や、肉類で買い控えの動きがあったとのことです。住宅の設備修繕が減り住居もマイナス8.1%だったようです。寒波襲来により気温が低かった影響で春物衣料が売れず、被服や履物も12.5%減少したようです。全体を押し上げたのが光熱・水道で、7.6%増加したようです。気温が低く灯油の購入が増えたことなどが理由のようです。交通・通信も4.6%増えて、前年同期に自動車メーカーの認証不正問題の影響により出荷が減った反動で、自動車の購入が増えたとのことです。