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2月経常黒字、過去最高の4兆607億円 前年比48%増

財務省が8日に発表した2月の国際収支統計(速報)によりますと、海外とのモノやサービスなどの取引状況を示す経常収支は4兆607億円の黒字となったようです。黒字幅は前年同月から48.4%拡大し、単月としては過去最高となったようです。前年に比べ輸出額が増えたとのことです。経常収支は輸出から輸入を差し引いた貿易収支や、外国との投資のやりとりを示す第1次所得収支、旅行収支を含むサービス収支などで構成するもようです。貿易収支は7129億円の黒字(前年同月は2983億円の赤字)となり、自動車や半導体製造装置の輸出が増え、輸出額は9兆55億円と前年同月比10.4%伸びたようです。輸入額は1.9%減の8兆2926億円だったとのことです。貿易黒字に転じた背景には、中国の春節(旧正月)の時期のズレもあるようです。例年、春節休暇中には現地の生産活動が停滞し、日本からの輸出が鈍るとのことです。2025年は1月末から春節に入り、2月は影響が少なかったようですが、24年は2月半ばが春節期間だったため、反動で前年からの伸びが大きくなったようです。サービス収支は1755億円の赤字だったようです。赤字幅は前年同月から49.1%拡大したとのことです。製薬会社などに関連する知的財産関連の使用料の受け取りが減る一方、海外向けの支払いが増えたとのことです。旅行収支は5599億円の黒字だったようです。前年同月から黒字額は約4割増え、2月としては過去最高だったもようです。訪日客(インバウンド)が増えた効果が出たとのことです。

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