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4.232025
3月の消費者物価3.2%上昇、2カ月ぶり拡大 食料高続く
総務省が18日に発表した3月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合が110.2となり、前年同月と比べて3.2%上昇したようです。2月の3.0%を上回り、2カ月ぶりに伸びが拡大したようです。電気・都市ガス代の上昇は鈍化したものの、コメなど食料高が続いているとのことです。3%台の上昇率は4カ月連続で、上昇は43カ月連続となったようです。QUICKが事前にまとめた市場予測の中央値は3.2%の上昇だったとのことです。政府による電気・ガス代補助でエネルギー関連の伸びは抑制されているようです。一方で、コメ類は92.1%上がり、比較可能な1971年1月以降で最大の上げ幅となったようです。6カ月連続で過去最大幅を更新したとのことです。生産や運送のコスト上昇に加え、需給が逼迫している現状を映しているようです。物流費や人件費の上昇を受けて3月に価格改定があった外食のハンバーガーや、1月の鳥インフルエンザ発生の影響を受けた鶏卵なども物価を押し上げたようです。生鮮食品を除いた食料の上げ幅は6.2%に達したもようです。2月の5.6%を上回ったようです。生鮮食品も含めた総合は3.6%上がったようです。2月の3.7%から伸びは縮小し、ブロッコリーやトマト、イチゴといった生鮮食品の価格が下落しているようです。エネルギー関連の全体の上昇率は6.6%となり、2月の6.9%から縮んだようです。電気・ガス代への政府補助が効いているとのことです。上げ幅は電気代が8.7%、都市ガス代が2.0%と、いずれも2月から伸びが縮小したようです。ガソリン代は6.0%上昇し、2月の5.8%から拡大したようです。価格高騰を抑える政府補助の目安を1月から小売価格で1リットルあたり185円程度に引き上げた影響が出ているとのことです。