厚生労働省が2017年度に実施する雇用保険制度改革案によりますと、最低賃金の引き上げを踏まえて失業手当が1日当たり最大395円増額されるようです。年齢によって異なる失業手当の最高額（現在6370～7775円）を、315～395円増の6685～8170円に増額し、週20時間働くパートなどが対象の最低額（1832円）は、136円増の1968円に引き上げられます。最高額の引き上げは2年ぶりで最低額は6年ぶりの引き上げとなります。最終調整を経て、来年の通常国会に関連法改正案を提出するようです。